JAPAN MINUTE in Suwa City

3つのストーリーが伝える諏訪の技術

未来のあかり「Lightface」の新しい魅力をクリエイターと共創しよう

Lightfaceの可能性を広げる3日間のハッカソンを開催

こんにちは。ロフトワークの秋元友彦です。

今回のプロジェクトでは、さまざまな表現活動に取り組むクリエイターにLightfaceの活用アイデアを自由に考えてもらい、それを形にすることでLightfaceの新しい価値や利用シーンをクリエイターと共創することをゴールにしています。

 

そこで、「Light Hack  “Lightfaceと描く、未来のあかり”」と題し、3日間のハッカソンを企画しました。1日目はアイディエーション、2日目は制作とプレゼン準備、3日目はプレゼンテーションです。2017年2/3(金)、1日目のアイディエーションを渋谷FabCafe MTRLにて開催しましたので、当日の模様をレポートします!

デザイナー、建築家、音楽家、水墨画家まで、さまざまなクリエイターが集結

ハッカソンでは、Lightfaceを活用したアイデアづくりからプロトタイプ開発まで行います。最終的には参加チームの中から選出された3作品を、 2017年3月1日(水)~5日(日)に渋谷ヒカリエで開催される JAPAN BRAND FESTIVALの諏訪デザインプロジェクト展示ブースでお披露目します。

今回の参加者は総勢約20名。デザイナー、エンジニア、プログラマー、アーティスト、水墨家、イラストレーター、研究者、建築家、音楽家など、さまざまな表現に取り組むクリエイターのみなさんにお集まりいただきました。


アイスブレイクは他己紹介を行い、参加者が全員のことを知ることができる時間を作り、ランチタイムは節分ということもあり、恵方巻をつくって食べました。和気あいあいとした雰囲気の中、ハッカソンは進んでいきました。


積極的に質問が飛び交う、熱気のある会場に

Lightfaceの製造メーカー 株式会社nittoh 春日教宏さん

諏訪市 経済部 部長 飯塚さん

午前は、Lightfaceのスペック理解を中心としたインプットを行います。

株式会社nittohの春日さん、諏訪市の飯塚さん(諏訪市経済部部長)の挨拶に引き続き、株式会社nittohの篠原さんからLightfaceの基本情報が紹介されます。

Lightfaceの基本情報を説明する、株式会社nittohの篠原さん

「均質な光」「フレームレス構造」「高い演色性」などLightfaceの特長紹介を受け、早速参加者からの積極的な質問が飛び交いました。

 

「中身の加工技術を詳しく教えてください」

「超強力な磁石を載せても壊れませんか?」

「表面の熱はどのくらい出ますか?」

 

中には「DMX信号を用いた調光はできますか?」など本格的な質問も飛び出し、参加者の熱意、本気度がひしひしと伝わってきます。

『あかりを変えたい』発案者・戸田正寿さんのLightfaceに込めた想い

Lightface発案者 アートディレクター・戸田正寿さん

午後からはLightfaceの活用アイデアを発散させる本格的なワークを開始しました。

ワークに先立ち、Lightfaceの発案者であるアートディレクター・戸田正寿さんからLightfaceの開発コンセプトが紹介されました。

 

「Lightfaceは『あかりを変えたい』という想いから生まれたプロダクトです。あらゆる科学技術が日進月歩で進化する一方、あかりだけはエジソンが発明して以来、ほとんど何も進化していません。『Make change to Light』を合言葉に、世の中のあかりを変えたいと思っています」。

 

「ある人は、印刷や版画などと並んでLightfaceが一つの表現手法として確立される可能性があると評価してくれました。ぜひみなさんの自由な発想で、その可能性をさらに広げてほしいと思います」。

自由な発想で、Lightfaceの活用アイデアが次々と生まれる

ワークでは、まず個人単位でLightfaceの新たな活用方法を考えました。アイデアのターゲット、シーン、Lightfaceの使い方を自由にスケッチしながらアイデアシートに落とし込んでいきます。

アイデアは、すぐに実現できそうなものから、大気圏を抜けて宇宙にまで飛び出していくユニークなものまでさまざま。ただ、誰一人としてアイデアのかぶりがなかったのは印象的でした。

個人アイデアの発表が終わると、しばしフリートークへ。お互いのアイデアに感想や意見、質問をぶつけあうことで、さらに新しいアイデアの芽が会場のあちらこちらで生まれていきます。

個性的な7つのクリエイターチームが誕生


こうして、方向性の近いアイデアを持つクリエイター同士でチームが組まれます。中には、異なるアイデアの組み合わせでケミストリーが生まれそうなチームもあれば、ひとりチームもあったりと、実に個性的な7つのチームが誕生しました。

➢ 作品アイデア「PIXEL LIGHTS」

➢ 作品アイデア「ROCK STAR -PLAY A LIGHT- for Lightface」

ハッカソンの終了時刻を過ぎても、各チームの活発なミーティングはまだまだ終わりません。どんなプロトタイプが生まれるか、とてもワクワクしています。

ハッカソンの1日目はこれにて終了。2日目は1週間後の2/16(木)、同じく渋谷FabCafe MTRLにてスペースと工具を丸1日開放し、各チームにプロトタイプの制作に取り組んでいただきます。

 

本レポートでは、その翌日2/17(金)に行われるハッカソンの3日目、各チームが制作したプロトタイプの発表レポートをお届けします。次回もぜひお楽しみに!